名車Z1とZ2を現在に蘇られたZ900RS
カワサキのZ1とZ2は今も語り継がれる、バイカーの憧れだった伝説の名車です。
1970年台に一世を風靡したZ1とZ2の外観はそのままに、最新スペックのエンジンやパーツを搭載したレトロスポーツバイクがZ900RSです。
70年代風のデザインは懐かしさを感じるものの、今見ても決して古びておらず、クラシカルなスタイルは時代を超越した魅力を放っています。
非常にシンプルな外観で、涙型の燃料タンクからシート、カウルへと流れるようなラインを描く、Z1・Z2を彷彿とさせるフォルムをはじめ、アルミダイキャスト製の高級感あふれるエンジンカバーやテールカウルなど、各パーツにまでこだわりが感じられます。
メーターはレトロチックなアナログ式で、スピードメーターとタコメーターの2眼を装備。
見た目はレトロですが、液晶パネルを採用して見やすくするなど最新技術が投入されています。
パワフルで操作しやすいエンジン
エンジンは並列4気筒を搭載。
パワフルさと取り回しやすさを両立させた、最強クラスのスペック。
トルク感たっぷりで低・中速粋での回転を重視しました。
スロットルを開けば低速から高速まで心地よいレスポンスを返してくれます。
サスペンションには41ミリ径の大径倒立フロントフォークを採用し快適かつなめらかな走行を実現。
リヤショックにはカワサキが誇るホリゾンタルバックリンクリヤサスペンションが使われており、サーキット走行クラスのスポーティーな走行が楽しめます。
サスペンション、リヤショックは好みの固さに調節できるという配慮がされているのも嬉しい点です。
さらにタイヤスリップを防止するカワサキ・トラクション・コントロール機能や、LEDヘッドライトなど最新技術を数多く取り入れ、非常に先進的です。
街なかでの走り、スポーツ走行、ツーリングとオールマイティーに乗りこなせる魅力的なモデル。
エンジンを掛けた瞬間から耳に心地よく響くアイドリング音、伸びやかで集めのある低温のエグゾーストサウンドが、バイカーの心を高揚させくれます。
ポテンシャルは最新技術を採用した現代的な高機能でありながら、お腹に響くサウンド、カワサキならではのエンジン感、ヒストリカルなデザインは往年のZ1・Z2のDNAをしっかりと受け継いでおり、まさに伝説の名車が現代に蘇った感動のマシン。
カワサキファンにはたまらなく魅力的です。
2018年現在のメーカー希望小売価格はカラーによって異なり、赤色のフューエルタンクが美しいキャンディトーンブラウン×キャンディトーンオレンジが123万円。
つややかな黒が美しいメタリックスパークブラックが120万円。
さらに、カフェレーサー仕様のZ900RS CAFEは、125万円となっています(すべて税別価格)。