PREMIER(プレミア)ヘルメットの特徴
デザイン性を重視したヘルメットの製造販売で人気のPREMIERは、イタリアを拠点としたヘルメットメーカーです。
一つ一つのパーツを独自に開発しているだけでなく、安全性に対しても徹底的にこだわった機能的な商品作りをモットーとしています。
PREMIERは人間を第一と考えた上で、人間のバイクライフを守るためにテクノロジーが存在するという位置づけで設計開発を行っています。
これはヒューマノジーと呼ばれており、PREMIERからラインナップされている一つ一つのヘルメット全てに、最先端のテクノロジーが駆使されていることを意味しています。
PREMIERのヘルメットは、ヨーロッパを中心に高く評価されています。
特にヨーロッパではレトロなデザインが人気の傾向にあり、PREMIERでもレトロなラインが数多くラインナップされている点が大きな特徴となっています。
イタリアらしく斬新なデザインに加え、機能面や安全面でも安心なら、多くのライダーたちから熱望されるのも当然だと言えるでしょう。
PREMIERの歴史
PREMIERは、1956年にアメリカで誕生しました。
もともとはバイク用のヘルメットを開発していたわけではなく、スケートボード用のヘルメットという位置付けてプロテクターとボードを製造する企業でした。
その後1970年にバイク用ヘルメットの製造開発に乗り出し、これまで培ってきたプロテクター作りのノウハウを生かし、安全性の高いヘルメットとしてアメリカ国内で絶大な支持を集めました。
そんなPREMIERは、1982年に製造開発の拠点をヨーロッパのイタリアへ移しました。
これはヨーロッパ市場の開拓やPREMIERのイメージを高めることを目的とした戦略で、アメリカブランドのPREMIERが、ここからヨーロッパの嗜好を取り入れながら独自の路線を開発していったのです。
1987年には、PREMIERは正式にイタリアブランドとなりました。
PREMIERの人気ヘルメット
発売と同時に爆発的な人気商品となったのが、PREMIERのTrophy NX(トロフィー・エヌエックス)です。
レトロな雰囲気を色濃く残したデザインという点が大きな魅力ですが、独自開発したシェルを採用しているなど、安全面でも徹底的にこだわったスペックとなっている点が魅力です。
このシェルは、繊維ガラスDCAとアラミド繊維、そこにダイニーマやガラスDCAを加えて作られた強度の高い素材が使われています。
しかも軽量という特徴があり、長時間かぶっていても疲れづらいという特徴があります。
コロリとした丸いフォルムが可愛いという声も多くある他、オシャレ感のあるデザインなのにすっきりとしていてメンテナンスしやすいという点も人気の理由となっています。