速さを極めたバイク

バイクの後ろ姿カワサキのバイクで筆者が最近気になったことがある。
とあるドラマに登場するバイクのことである。
筆者は普段はドラマは見ない。むしろテレビもほとんど見ない。
家族がつけているの、ついでにみるくらいである。

当然そのドラマもたまたま、家族がつけていたドラマをふと見たときから、吸い寄せられるようにテレビの前にとまってしまったのだ。
竹野内豊演じる波留の乗車シーンが毎回でてくる愛車Z1-Rである。
このZ1-Rというバイクをこのドラマを見るまで、筆者は知らなかった。
それもそのはず、このバイクが製造されたのは筆者の生まれ年よりも前のことらしい。
カワサキのZシリーズはもちろん知っていた。

カワサキのZと言えば、筆者は知らないがこの前の代の当時のマッハがあまりにも走りすぎて事故が多発して発売中止になったというのは、父の話からもきいている。
曲がらない、止まらないだったらしいのですが。
筆者が今思うのは、単にエンジンの性能に対してそに対応した、ブレーキや、装備の向上がともなってなかったからと思いますが。
トルクや出力を見ても現在のバイクに比べれば見劣りする。

後継車

少し脱線してしまったが、マッハの後に発売されたのがZシリーズだ。
このZ1-Rは、wikiによるとZ1/Z900の後継としてZ1000があってソロカフェレーサーイメージを持つものとして開発されたらしい。

筆者の世代からいうとカフェレーサーってなんやという話になります。
カフェしながらレースするのかと思ったり、カフェするような気分でレースをするのかといろいろ勘違いしますが。
実際には、改造思想や手法のひとつらしい。
イギリスに強く影響をうけているそうだ。

製造が1978年なので34ほど前のようだが、特徴的なのが用意されたラインナップのカラーが一色のみのブルーメタリックのみだ。筆者が上述のドラマを見ているときも竹野内豊は、どうしてあんな特別なカラーリングのバイクにのっているのだろうと不思議に思っていた。

Z1-Rのマスクはビキニカウルというそうだが、筆者はあまりあのかたちが好みでない。
大き目の丸型ライトが虫を連想してならない。
まあ、かってな感想でもうしわけない。

しかし、エンジン音は筆者はお気に入りだ。
ドラマのバイクシーンでも挿入されていたが、カワサキのあの硬い感じのする音は今のZRXやZ1-Rでも同じで心地よい。

ところで、このZ1-Rドラマでは竹野内豊自身がこのバイクのドラマでの使用を申し出たらしいのだ。
かなりバイクに思い入れがあるのではないかと思う。

そういえば、芸能人もバイク好きな人は多いと聞く。
このZ1-Rでいえばやはり知っておられる方もいらしゃのと思うが、江口洋介氏である。
数年前、江口氏は、大型バイク運転中に自倒で怪我をした。その際に運転していたのが、どうやらこのZ1-Rらしいのだ。

実際、昔からバイク好きで有名のようで自倒も白バイ隊員によると高度なテクニックらしい。
しかし、江口氏にとっては怪我も痛いだろうが愛車の破損も痛いのではないかと思ってしまう。
このように古いバイクだと部品もないことだろうし。

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