SYMとはどのようなブランドか?

SYMは台湾にあるオートバイメーカーです。
特にスクーターが有名で、台湾だけでなく世界中に輸出を行っています。

バイクの本場といわれるイタリアをはじめとしたヨーロッパやアメルか、オセアニア、アジアなど広い地域に輸出しています。
世界中で広く支持を集めています。
コスパに優れ、リーズナブルな価格の割には高い性能を有しているところが評価されています。
利便性の高さだけでなく、斬新なスタイリングをしていて目新しいところが人気の理由です。

ホンダとの関係が深い

SYMはホンダとの関係が深いメーカーでもあります。
1962年からオートバイ生産を開始しているのですが、ホンダの技術協力が当初よりありました。
そこからホンダの二輪車や四輪車のライセンス生産を進めてきました。

1977年には初代シビックの生産を手掛けています。
ホンダからすれば初めての四輪車の海外生産です。
それだけホンダと深いつながりがあったわけです。

現在では提携を解消しています。
しかし韓国のヒュンダイ自動車と技術提携するなど、ほかのメーカーと協力して生産する姿勢は同じです。
2010年代から海外へのオートバイの輸出事業に力を入れ始めました。
その結果、世界的な知名度も徐々に上がってきています。

日本への進出も進めている

SYMは現在では世界各国にオートバイを輸出しています。
世界50か国以上に輸出しているので、世界戦略に力を入れていることがわかります。

2000年には中国に2工場設立しています。
さらにベトナムには合弁工場を作っているほどです。
今後は日本への本格的な進出を進めつつあります。

日本への進出はほかの国と比較すると後発です。
これは先ほど紹介したように、ホンダとの技術提携の歴史があったためとみられています。

日本での販売活動ですが、2002年より開始されました。
全国に販売網が作られたのですが、いったん2017年に撤退することになりました。

しかし2019年に日本の総輸入販売元が見つかり、過去モデルから新機種まで幅広く発売されるようになりました。
ですからSYMの各車種は日本国内でも購入できるようになりました。

代表的な車種は?

SYMではいろいろなオートバイを取り扱っていますが、その中でもRV250は代表的な車種です。
本拠の台湾では当初排気量150㏄以上のオートバイを販売することができませんでした。
しかし2002年に排気量の規制緩和で、250㏄のバイクが発売されました。

シンプリーもSYMを代表する車種の一つです。
50㏄と125㏄の2種類がラインナップされています。
それほど速度は出ませんが、取り扱いやすいスクーターです。
街乗りをするのであれば、適した車種といえます。

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