まだマイナーな存在の中国のメーカー

バイク好きの人の中には、アジアウイングと聞かれてもピンとこない人もいるかもしれません。
中国のメーカーなのですが、日本ではまだまだ知名度の低い存在です。
しかし一部バイカーの間では注目されているメーカーでもあります。

メーカーの規模は日本の主要なメーカーには及びません。
しかし独特で魅力的なモデルをいろいろと市場に投入しています。
他にはない車種に乗りたいと思っているこだわり派のライダーの間で興味が高まっています。

独自の思想が見られる

アジアウイングの場合、同じ排気量クラスであれば国内メーカーのモデルよりも若干価格は高いかもしれません。
しかしその割高感を補って余りある魅力があるので、国内のライダーの一部で高く評価されています。

アジアウイングにはほかの主要メーカーにはない独自の思想やデザインが盛り込まれています。
しかも高いクォリティを担保しているところも魅力です。
オーナーにしか味わえないオリジナルの魅力を堪能できるのは醍醐味といってもいいでしょう。

特に悪路走破性に優れているのは特色です。
オフロードでも力強く走り抜けてくれるので、アウトドアが趣味でツーリングを楽しみたいと思っている人にはおすすめです。

アジアウイングの代表的な車種のRX230F

アジアウイングではいろいろな車種をラインナップしています。
その中でもライダーの間で人気なのが、RX230Fです。
オフロードだけでなく、公道でも無理なく走行できるのでトレールというカテゴリーに該当します。

RX230Fはその軽量化されたボディが特徴的です。
重量はカタログによると110㎏です。
同じ排気量の国内メーカーのモデルを見てみると、大体130~140㎏が相場です。

実際に乗ってみても、その軽さを実感できるというライダーも少なくありません。
操作も軽快なので、走る・止まる・曲がるなどの一連のアクションを思い通りにできます。
オフロードを走行することになっても、その軽快さに変化はありません。

エンジンはトルクに厚みあり

RX230Fのエンジンを見てみると、特に低回転から中回転域におけるトルクの厚みがあります。
しかもレスポンスも優れているので、思い通りの速度でライディングを楽しめます。

高回転域までしっかり出ます。
しかし高回転域までもっていくと、若干パワー不足の感があるかもしれません。
ですから運転する際には、エンジンを引っ張りすぎないように心がけることが大事です。

低中回転域をメインにして走行したほうが、厚みのあるトルクの性能を十分発揮できます。
加速も低中回転域では特に反応がよく、気持ちのいい加速が十分期待できるオートバイです。

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