CFMOTOの特徴
CFMOTOとして知られているZhejiang Chunfeng Power Co., Ltd. は中国に拠点を持つバイクメーカーで、バイクの製造販売をしているだけでなく、エンジンや四輪車、またヨットやクワッドなどの製造もおこなっています。
特にハイエンドのバイク及びオフロードバイクのAVには定評があり、中国国内ではCFMOTO社のバイクは公安や警察などにも広く採用されています。
現在CFMOTOが力を入れている車種は、400～1,000ccのAT車種に加え、500㏄～1,000ccのSSVなどの小型車種です。
二輪バイクに関しては、125～800cc程度の車種を設計デザイン、そして製造販売しています。
CFMOTOの特徴の一つには、生産力の高さもあります。
年間のバイク生産台数は約60万台以上、そしてエンジンの生産台数は約80万個以上であり、これらが世界中へ流通して100か国以上で販売されています。
またCFMOTOは現在、世界各国に2,000以上のパートナー企業を持ち、それらが代理店として機能している点も見逃せません。
ライダーにとっては、どこに住んでいても気軽にCFMOTOのバイクを購入しやすいと言えるでしょう。
CFMOTOの歴史
CFMOTOは、1989年に創立されました。
創立者はライ・グオチャン氏で、彼は2013年にはハイエンドなヨットの製造や販売も進めながら、企業を大きく成長させました。
2011年には、CFMOTOはKTMとパートナーシップを結びました。
2017年からはKTMR2Rとして、中国国内におけるKTMモーターズの製造販売もサポートしています。
中国国内においてKTMの小排気量バイクの組み立てを行ったり、大型バイク用のKTM大型エンジンの製造なども手掛けています。
なお2017年には、CFMOTOは上海の証券取引所に上場しました。
これにより多くのライダーから高い信頼を得ることができたと同時に、企業としての信頼や実績の面でも高まったと言えるでしょう。
CFMOTOの人気車種
CFMOTOからは、小型から中型のバイクが数多くラインナップされています。
その中でも特に人気が高いのは、本体価格が約30万円程度というリーズナブルなパピオミニバイクです。
これは排気量が126ccのバイクで、小回りが利く軽量バイクとして高い人気があります。
CFMOTOのバイクでは通常2年間のメーカー保証がついていますが、このミニバイクだけは保証期間が1年となっている点が特徴です。
ネイキッドモデルのバイクが好きなライダーには、300NKが人気です。
また、スポーツバイクなら100CCフルフェアリングなどもあります。
その他にも、700CLーXストリートスクランブラーや650Lアドベンチャーストリートバイクなども多くのライダーから好評です。