日本のバイクメーカーと言えば、ホンダやカワサキ、ヤマハといったメーカーがまず思い浮かぶのではないでしょうか。
これらのメーカーは、日本を代表するバイクメーカーと言える、日本人であればほとんどの人が名前は知っている企業でもあります。
しかし、日本でバイクを販売しているメーカーは他にもいくつもあります。
ここでは、普段はあまり耳にすることのない、レアなバイクメーカーのバイクをご紹介していきたいと思います。

ラビットスクーター

富士重工業と聞くと、スバルブランドのインプレッサなどを販売する自動車メーカーというイメージが強いと思います。
元々富士重工業は日本最大規模の航空機メーカーだったのですが、終戦後に平和企業へと転身し、現在の富士重工業となったのです。

その富士重工業が開発販売したスクータータイプのバイクがラビットスクーターで、アメリカ製バウエル式スクーターを手本にしながら独自に開発したバイクとなります。
当時の経済性や道路事情を考慮して開発されたこのスクーターバイクは一般家庭にも普及し、一部のモデルは海外へも輸出されるまでになりました。

しかしその後自動車が一般家庭にも普及し始め、更にホンダが開発したスーパーカブが破竹の勢いで売れ行きを伸ばしてきたため1968年には生産を中止することになりました。

A4000i

テラモーターズという会社をご存じの方は少ないかもしれませんが、れっきとした我が国のバイクメーカーです。
ただし、他のバイクメーカーと違うのは、電動バイクを専門的に開発、販売しているということです。

テラモーターズが販売するバイクがA4000iで、電動バイクならではの様々な機能を持たせたバイクとなっています。
こちらのバイクはバイクとスマートフォンを繋ぐことができ、走行データや様々な記録をクラウドサーバに上げることができます。

また、電動バイクと言えば非力なイメージがありますが、こちらの会社が製造するこのバイクは、坂道発進や二人乗り時でも安定したパワーを叩き出す加速性能を秘めています。

電動バイクはその名の通り電力で走行しますから、当然ガソリンのような燃料を必要としません。
燃費もガソリン車に比べて遥かに節約することができるというメリットがあります。

テラモーターズ自体は2010年に設立された歴史の新しい会社ですが、電動バイクに関してはその高いノウハウを絶賛されています。

ここにご紹介した二つのメーカー以外にも、日本にはまだいくつかのバイクメーカーがあります。
中には殆どの方が知らないようなバイクメーカーもありますから、気になった方は調べてみると良いかもしれません。
もしかしたら、そこに自分の理想とするバイクが販売されているかもしれませんよ。

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