zecOOのメリット
zecOOは非常に革新性に富んだモデルで、2015年3月にプレス発表会が行われるやいなや、まるでアニメの「AKIRA」に登場する近未来バイクを彷彿とさせるようなそのデザインから、非常に話題となりました。
アニメ好きの方は勿論の事、バイクが好きな方にも斬新で印象深いアイテムだと言えます。
今まで夢の世界だと思っていた非現実的な乗り物も、現代における日本の開発力の力によって実現されたと言えるでしょう。
zecOOは見た目重視、話題性、ユニークさなど、他とは違うものを求めるライダーには非常にメリットの多い電気バイクと言えます。
そのため男性は勿論のこと、女性ファンからも注目の一台となっています。
値段としてはかなり高価な乗り物ではありますが、愛車にこだわりたいという人にとっては見逃せないバイクの一つだと言えるのではないでしょうか。
他のバイクにないもの
このバイクはほぼハンドメイドで制作をされていますが、ACモーター、バッテリー、インバーターといった電気系統は、アメリカの「ゼロ・モーターサイクルズ」でzecOO用にカスタム開発されたものを導入しているのが特徴です。
まさに日本とアメリカの総力が集まって出来た名機とも言えるでしょう。
また、一般的なバイクとは、違いハンドルではなくステアリングレバーを操作して走行するのが特徴です。
最初のうちは慣れるまでに時間がかかるかもしれませんが、乗りこなした姿をみれば誰もが驚く一台と言えます。
zecOOのデザイン
zecOOのデザインは元トヨタのカーデザイナー、根津孝太によるものです。
まるで特撮映画から出てきそうなその独特なフォルムは、単に見た目ではなく、機能性を徹底的に重視した結果、そのようなフォルムになっていると言われています。
フレーム構成やハブセンターステアリングなどは少ない姿勢の変化で、いかにバッテリーの重量を受け止められるかといった合理性を追求した結果、このようなデザインとなっているとされています。
見た目にこだわったというよりも、開発途中から必然的に選ばれたデザインだとも言えるでしょう。
どんな人にオススメか
zecOOは今までバイクに興味がなかったという人にオススメです。
かなり大型に見えるが中型二輪免許で運転が可能となっています。
価格、希少性も抜群で注目度も高いのが特徴です。
全世界にまだ49台しかなく、すべてが限定生産で手作りの逸品となっています。
その分価格も888万円とかなり高額。
先見性やその斬新なフォルムに魅了された人にも、うってつけの電気バイクとなっています。
もちろん「走り」自体も独特で、新たな感覚を味わいたい人にもおすすめです。