Full Moonの特徴

「Bad Salzuflen」というドイツで行われたカスタムのバイクショーにて、新たに発表された「Full Moon」というバイクが話題となっているのをご存知でしょうか。
「Full Moon」はあくまで市販を目的としたものではなく、コンセプトバイクとして開発されたものではあるものの、早くもこのバイクに乗りたいといった声が続出しています。

Full Moonの特徴は、何と言っても開発したスロベニア産のパーツメーカー「Akarapovic(アクラポビッチ)」が、「今あるカテゴリのどこにも属さない」といったテーマを掲げた通り、その独特なデザインとフォルムであると言えます。
美しい曲線で構成されたボディラインは、まさしく「満月」を連想させるため、艶かしさすら感じてしまうのではないでしょうか。

スペックについて

Full Moonのスペックは、非常に大きなカーボン&アルミ製の30インチものフロントホイールを実装しているのが特徴です。
エンジン排気量は1524ccとかなり巨大で、パワフルな運転が実現可能です。

駐車する際も油圧式のサスペンションで直立をさせる形となっています。
フロントノーズからシートまでは美しい曲線で構成され、中央には美しいS&S製1,524ccのナックルヘッド・エンジンエンジンがごろっと配置されているなど、随所に設計者のこだわりが詰められた一台となっています。

開発した会社について

Full Moonを開発したスロベニアにあるパーツメーカー「Akarapovic」は、フォルクスワーゲンのゴルフや、アウディの耐久レースカー「R18 e-tron quattro」など、さまざまな車に採用されるエキゾースト・システムを製造している会社です。
日本に住んでいる方でも、一度は名前を聞いた事があるという人も少なくないでしょう。

こういったパーツメーカーもさることながら、最近では今回ご紹介している「Full Moon」のようなカスタムバイク製造も手掛けており、2011年には「Morsus(モルサス)」なども発表しています。
乗り物に対する情熱は並々ならぬものを持っており、今後も作成動向に目が離せません。

Full Moonの外装

Full Moonの外装としては、特徴的なフロントホイールが特徴として挙げられます。
「Full Moon」の名前通り満月を連想させる美しもので、その大きさはハーレーのローグライドよりも巨大なものであると言えます。

またハンドルは電子制御がなされており、まさに近未来のバイクコンセプトを徹底的に追及しているバイクとなっています。
男性のみならず女性ライダーの方にもオススメしたい一台です。

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