Feline Oneが生まれた歴史

Feline Oneは10年に渡ってテストパイロットを行ってきたデザイナー、Yacouba Galle氏が、2007年「Bestiale」というバイクの次に発表したバイクです。
あくまで自分の理想を徹底的に貫いたデザインを求め、「Feline One」のデザインを行ったと言われていました。
日本にはない斬新なデザインは、初めて見た人の心を鷲づかみにしてしまうほどです。

Yacouba Galle氏は1978年にニジェール共和国で生まれ、フランスに移住して1998年から活躍しています。
最初はバイク雑誌のイラストレーターでありましたが、のちにテストパイロットを経てバイク自体の開発に携わるようになりました。
まさになるべくして天職に就いた、と言えるでしょう。

まるで未来のバイク

Feline Oneはこれまでのバイクとは一線を画す、まさに未来のバイクです。
その独創的なデザインは他の類を見ないと言えます。
走行性能よりもデザインに重きを置いたその独特なフォルムは、フロントフォークからシートまで美しい曲線の一本のラインで構成されているのが特徴です。

さらにダッシュボードはすべてデジタルで、高解像度ディスプレイが採用されています。
表示自体もユーザーの好みに合わせてカスタマイズをすることが可能なので、マニアならずバイクファンならばこだわってみたくなる人も多いのではないでしょうか。
フォルムやこういったダッシュボード部分などをみると、まさに「未来のために作られたバイク」と言えます。

Feline Oneの素材

Feline Oneの素材はバイクの中でも最先端を誇るものを使用しています。
フレームはチタン製、スウィングアームやフロントフォークはカーボンファイバーとなっており、かなり軽量化が図られているのが特徴です。
重量はわずか155キロとなっており、搭載エンジンの出力が170馬力でこの軽さであれば、かなりの加速性能が期待できると言えるでしょう。

軽量化のテクノロジーや未来意識のデザインとハイテク機能はまさに「未来のバイク」を彷彿とさせるもので、まるでハリウッドの映画にでも登場してもおかしくない超一級のバイクが現実化されており、バイクファンを中心に話題沸騰のアイテムだと言えます。

気になるお値段と販売予定日は?

実際に販売が開始されるのは2016年頃となり、50台の限定生産という希少性も相まって販売価格はかなり高額となる見通しです。
設定されている金額は28万ドル(日本円にして約3,300万円)になるといわれており、このバイクの購入を希望される方は早いうちから貯金しておくとよいでしょう。

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