電動バイクの評価
国内のバイクメーカというと、SUZUKI、HONDA、KAWASAKI、YAMAHAの世界にとどろく日本の4大メーカーがあまりに有名ですが、EV、電動バイクや電動スクータの世界では、市場規模が全体の2%に満たないものの、名だたるメーカを抑え、堂々のシェアナンバーワンに輝いているのが、テラモーターズです。
テラモーターズの電動バイク市場に占めるシェアは、40%台に達しており、いかに人気があるかが伺えます。
2010年に創業したばかりながら、製造業の業種でのベンチャーが育ちにくい日本市場の土壌にあって、今最も注目されている会社です。
また、高齢者向け電動車両など、高齢者や身障者向けの電動4輪スクーターでも高い評価を受けています。
とりわけ、テラモーターズが電動スクータで注力している市場は、国内市場だけでなく、主に東南アジア、ASEAN諸国で、生産拠点も、複写大国隣国支那ではなく、新興著しいベトナムに生産拠点を置き、現在ではフィリピンでの新しい生産拠点を建設中です。
また、国内販売網では、既存のバイクメーカと違い、バイクショップでの販売の傍ら、著名家電量販店や著名ホームセンター系量販店など、これまでバイクとは無縁そうな、幅広いユーザー層への拡大を目指しているのが特徴となっています。
とりわけ、最も人気のある車種、SEEDシリーズは、電動自転車と十二分に競合できる価格で提供しており、モーター出力600Wの原付バイクの運転免許で乗車できる電動スクーターです。
燃費とバッテリー
最高速度は時速55kmと、原付免許では十二分なスペックで、シリコンバッテリーの搭載で、1回のフル充電での走行距離は35kmから45kmにも達します。
また燃費では、同クラスのガソリンエンジン原付スクーターの6分の一を実現しています。
さらには、メットインが標準装備され、オプション装備でのリアボックスも用意されていますので、使い勝手面では、現行のガソリンエンジンのスクーターに劣る点は見当たりません。
また、モーター出力1kWの小型自動二輪免許で運転できる電動スクーター、A4000Iでは、最高速度時速65kmを実現し、取り外し可能なリチウムバッテリーであるテラバッテリーの搭載で、バッテリーを屋内へ運び入れての充電が可能で、70%までの急速充電にも対応しています。
さらにユニークなのが、iPhoneアプリとの連動で、現在では走行データを記録化でき、将来的には、様々なアプリをリリースして行く予定です。
そして、フィリピン進出を機に、この秋、屋根付き電動3輪スクーターが登場します。
タクシー代用などの人員輸送手段での3輪スクーターが多い、ASEAN諸国にあって、まるで未来映画や、SF漫画に登場するような、フォルムは、性能スペック面だけでなく、デザイン面でも、評判が高く、待望されている車種です。
国内でも、観光地などに、将来この車が走る姿を見るときが来るかもしれませんね。