屋根付きスクーターから電動バイクまで幅広く展開するADIVA
1996年に誕生したイタリアのオートバイメーカーとして人気なのが、ADIVAです。
アディバは国内外を問わずに幅広く製造販売を行っており、ブランド名だけは聞いたことがあるというライダーも少なくありません。
会社設立後、同年には世界市場に進出しており、2000年にはミラノモーターサイクルショーへと出展を果たしています。
元々はイタリアに生産拠点を置いていましたが、2002年に台湾へと拠点を移転。
ノーマルなオートバイだけではなく、屋根付きスクーターや電動バイクまで幅広く生産し続け、2006年にアディバブランドが確立したのです。
会社操業後から電光石火のごとき速さで成長を続け、今もその進化は留まる所を知りません。
三輪スクーターと言えばアディバ
日本国内では2018年に発表された三輪スクーター、アディバの記憶が新しい方も多いでしょう。
手軽に乗れるスクーターの中でも安定性能が抜群な上、屋根まで付いていて雨に濡れないということもあり、スクーター市場に革命を与えた一台です。
三輪ですので立ちゴケをする事も無く、二輪バイクは乗れなくともこれなら乗れるという初心者ライダーも少なくありません。
同時期に各メーカーから3輪スクーターが販売されていますが、全天候型3輪スクーターを販売しているのはアディバのみ。
それもそのはず、アディバは同構造のモデルにて世界特許を獲得しており、正にアディバオリジナルならではのバイクを確立させているのです。
短期間でのし上がって来た攻めの姿勢のバイクメーカーだからこそできる業と言えるでしょう。
もちろん世界特許を獲得できる程のハイスペックマシンを提供。
ルーフは脱着可能で元々付いている大型スクリーンと合わせると、走行中のライダーの体も雨や風からしっかり守ります。
サスペンションをバンクさせる事で振動と衝撃を吸収し、大きな荷物を詰め込んでいてもライダーへの負担を少なく走れるのが特徴です。
エコな電動バイクも販売中
アディバと言えばAA-cargoシリーズをはじめとした電動バイクを販売しているのも特徴です。
その名の通り充電式で走るバイクで、燃費良くコスパ良く走れます。
ただ走れるだけではなく、大きな荷物を詰め込んでもスイスイと走れる走行性能や、高速道路、タンデムツーリングでも快適に走れる安定性能も抜群です。
このようにアディバでは従来の価値観に捕らわれない様々なバイクを生産販売しています。
積極的な攻めの姿勢、進化の姿勢を取っているバイクメーカーとして今後が期待されているメーカーです。
イタリアらしいファッショナブルなデザイン性も、国内外を問わずあらゆるライダーに受け入れられた理由と言えるでしょう。