SHARKの歴史について

SHARKはフランスのヘルメットブランドで、元バイクレーサーが設立した企業です。
1991年に初めての製品を販売していて、その時は世界初のカーボン製のヘルメットを作ったということで大きな話題を呼びました。
その後も新しいスタイルのヘルメットやレース向けの高いレベルの製品を開発してきて、世界の中でもトップレベルの知名度を持つヘルメットブランドとして成長しています。

2007年にはジェットスタイルとフルフェイスを組み合わせたシステムヘルメットを世界で初めて販売して、ヘルメットのジャンルに新しいスタイルを作り上げました。
また、ヘルメットにLEDを埋め込んで視認性を高める工夫をするなど、常に創造的な製品を作り出していて、このSHARKから始まったヘルメットの機能は非常に多く見られます。
その強みを生かして世界中で販売網を広げていて、ヨーロッパはもちろんのことアジアや中南米でもSHARKの人気は高いです。
実に77か国に支店や販売店を持ち、その拠点数は5,000を超えています。

SHARKのヘルメットの特徴とは?

SHARKは、特にレーサー用のヘルメットの開発に強いのが特徴です。
レースでは、Gと風によって非常に強い圧力を頭部に受けます。
そこで少しでもライダーの頭部にかかる負担を減らすために、安全性を確実に保持しながらも軽量なカーボン製のヘルメットを開発しています。
また、独自の空力研究を行っていて風切り抵抗を最小限にする工夫も取られています。

レーサーだけでなくバイクを愛するすべてのライダーに向けて、高機能ヘルメットを提供しているのも特徴です。
たとえば、シールドの品質を向上させ、視界の外側でも見た目が歪みが起こらないパーツを採用しています。
他にも、インナーキットに抗菌・抗臭素材を使用していて、いつでも清潔感を保っておけるようにも工夫しています。

ヘルメットの形状にもこだわっていて、すべてのSHARKのモデルには「イージーフィットシステム」というものが用意されています。
これは、メガネをかけた状態でヘルメットを快適に装着できるようにしたモデルで、あらゆるライダーがSHARKのヘルメットを愛用できます。
ちょっとしたところにも洗練されたアイディアが適用されているのも、SHARKの素晴らしいところです。
ヘルメットの縁の形状を変えて、簡単で引っ掛かりのない脱着ができるようにしているのは、その一つの例です。

他にも、風切り音を軽減するためのパーツ形状の調整を行い、走行時の不快感をなくしてくれます。
こうした機能を確保するために、SHARKではライダーから膨大な量のデータを集めると共に、実証を繰り返して実用性の高い製品を作るようにしています。

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