リード工業の歴史について
リード工業は東京都に本拠を置く会社で、昭和24年に創業しています。
様々なバイク用品を開発、製造、販売していて、かなり広範囲にわたる商品を取り扱っています。
たとえばヘルメットや防寒アクセサリーを始め、グローブやロック用品、コードやネットなどがあります。
整備用のケミカル剤も多数扱っていて、メンテナンス用品のラインナップも豊富です。
バイク用品をメインとしているので、ホンダやスズキといったメーカーとの取引もあり、純正オプションアイテムの製造も行っています。
バイクアイテムのメーカーとしては、国内で老舗です。
昭和28年にはバイク関連アイテムを販売し始め、昭和30年代になるとバイクブームの影響もあって、事業を大きく拡大させます。
そのため、自動車パーツの販売も以前はしていたのですが、この頃からバイク専門メーカーとなっていきます。
昭和40年代に入ると、本格的にオリジナルバイクグッズを開発、製造するようになります。
ヘルメットは昭和40年に製造を始めていますし、昭和42年にはウィンドスクリーンなども作り始めています。
その後、企業規模も拡大して、昭和45年に現在の社名である「リード工業」に名称変更しています。
その頃から日本国内だけでなく海外にも事業を展開するようになり、その品質の確かさから高い人気を集めるようになります。
製品そのものの品質と共にデザインの向上にも取り組むようになっていきます。
2004年度には「X-AIR」モデルのヘルメットでグッドデザイン賞を獲得しています。
その後も特にエクストリームタイプのヘルメットを開発し、高い知名度を得るようになっています。
リード工業のヘルメットの特徴とは？
リード工業のヘルメットは、上記の歴史からも分かるように、品質と共にデザイン性が高いのが特徴です。
また、新機軸の機能やスタイルを持つアイテムを送り出す力が強く、新製品が出る度に注目を集めています。
とりわけ「X-AIR」シリーズはデザイン性と高い通気性、空気抵抗の良さが見られるということで、多くのライダーに愛されています。
その中でも、「RAZZO」モデルはエクストリームヘルメットのジャンルで、リード工業の名を世界中に知らしめるものとなりました。
さらに、女性専用のブランドを立ち上げて、女性のサイズや重量感に合わせたヘルメットを開発、販売しているのも特徴的です。
「QP-1」というシリーズで、デザインも女性向けとしていて今までにあまり見られなかったヘルメットのスタイルを切り開いています。
より広い層にライダーが広がってほしいという同社の気持ちが表れた商品展開をしていることが分かります。