Tron Lightcycleとは?

Tron Lightcycleとは他のバイクとは少し違った誕生秘話があります。
元々は1982年にアメリカにて制作され公開された、SF映画「トロン」に登場する独特なバイクを、Parker Brothersが実現化したものです。
この作品は、コアなファンがいることでも知られていますが、本当は続編の「トロン:レガシー」に登場したバイクをモチーフにしているとされています。

この映画では、初めてコンピューターグラフィックスを導入した映画としても知られており、世界中に注目や話題を集めた作品と言えます。有名な監督、ティム・バートンがアニメーターとしても参加し、クリス・ウェッジがCGプログラマーとして参加しているため、古くから映画を趣味としている人はご存知ではないでしょうか。

乗っている様子

Tron Lightcycleを乗っている様子も、どこか近未来映画を見ているような気分にさせるものになっています。
映画に登場したバイクは、さながら全身をバイクにあずけて一体となるようなフォルムで走るのが特徴です。
前輪や後輪部分もしっかりと空洞となっており、見た目の奇抜さは映画さながらと言えるでしょう。

もちろん映画「トロン」のような軌跡が残るわけではありませんが、夜になればしっかりと「トロン」に登場したバイクと同じように、独特な色合いのネオンブルーで車輪部分が光るのが特徴となっています。
見た目から他のライダーの度肝を抜かせるような、そんな個性溢れる一台に仕上がっていると言えるでしょう。

Tron Lightcycleのコンセプト

Tron Lightcycleのコンセプトとしては、あくまで映画に登場したバイクの再現度を、現在の技術で徹底的に追及したカスタムチョッパーモデルというのが挙げられます。
フレームから手作りをしているため、作成には非常に長い時間をかけて生産されるとの事です。

Tron Lightcycleを作った人物は、元々映画が大好きなようで、映画「バットマン」に登場する「バットポッド」も制作した実績がある事でも知られています。
それを聞くだけでも、どれだけ器用で、どれだけ情熱的なのかというのがひしひしと感じられるでしょう。

動画で見るTron Lightcycle

実際に動画を見てみると、その再現度の高さは常軌を逸しているレベルであると言えます。
ボディーの光沢や車輪部分の独特な作り、なによりも映画のような低姿勢で車両と一体となって公道を走る様子は感動さえ覚えるほどです。
もちろん「トロン」の代名詞的な「軌跡」は再現不能ではありますが、車輪部分の美しい青白い輝きは、見るものを魅了することでしょう。

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