カプセルのようなC-1

皆さんは「C-1」というバイクをご存知でしょうか。
Lit Motors社が開発した次世代カプセル型バイク、それが「C-1」です。
近未来の乗り物という見方が出来る反面、本当に公道を走れるのか疑問に思われる人も少なくないでしょう。

以前にも、こうしたカプセル型バイクは日本でも公道を走る様子を見かけてはいましたが、ほぼ三輪駆動のものや通常の二輪バイクに屋根機構を設けたものがほとんどでした。
内装は車のものと同じというコンセプトの元、操縦も二輪車であるのにも関わらず、バイクとは違って車のハンドルで操縦をするのが特徴です。

開発した会社について

C-1を開発したLit Motors社は、アメリカのサンフランシスコに拠点を置く会社で、2010年にDaniel K. Kimによって設立されました。
設立からわずか4年後の2014年に、「C-1」の試作品を発表して話題となり、現在では公式ウェブサイト上でも予約販売がされています。

かなり奇抜なデザインや内装ということもあり、日本国内では公道で運転できるのか、そもそもの疑問として挙げる人も中にはいます。
とは言え、初めて見たライダーの中には、一度は運転してみたいと思う人も少なくないでしょう。
日本で購入可能かは現時点では不明なので、詳細は実際に問い合わせて聞いてみてはいかがでしょうか。

他のバイクと違う点

バイクとも自動車とも取れるC-1は、日本の道路交通法での定義ではあくまで二輪車なのでバイクに定義されます。
そのため、特別な問題がなければ、通常の二輪免許で運転が出来ると想像されます。
ただ、一般的なバイクとは違い、自立するジャイロ・システムを搭載さいている点が特徴として挙げられます。

ジャイロ・システムによって「絶対に倒れない自立式カプセル型電動バイク」と銘打たれているのもC-1が持つ個性の一つです。
さらに驚くことに、万が一事故で衝突しても、このバイクは倒れないとういう特徴を持っています。
実際、事故後に自立する様子を動画でも見ることができるため気になった方は一度チェックしてみてはいかがでしょうか。

予約受付中!

前述したとおり、公式ウェブサイトでも予約販売がされていますが、初期生産は200台となっており、すべて予約で埋まっている模様です。次回生産分はまだ不明となっているため、欲しいと思った人は毎日サイトをチェックしておくようにしましょう。

日本の道路交通法の問題もありそうではありますが、こういった部分も確認の上、次世代のこの未来のバイクを手に入れてみるのもいいかもしれません。
今までとは全く違った乗り心地を体験できる事は間違いなく、ツーリングが趣味と言う人にとっても妄想が膨らむ一台と言えます。

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