工作機械製造工場として誕生したLohia Machinery Limited

1972年に工作機械製造会社として設立したオートバイメーカーが、Lohia Machinery Limitedです。
LMLと略して表記されることが多いインドのオートバイメーカーで、1980年~90年頃まではイタリアのピアッジオと業務提携をしていた歴史を持ちます。

業務提携後はピアッジオの有名バイク、ベスパのライセンス製造開始しており、自社バイクと合わせて様々なバイクを展開。
国内販売はもちろんアジア諸国を中心に製造販売を行う企業として定着しました。
1999年にピアッジオを業務提携を解消し、現在は独自のオートバイメーカーとして歩みを進めるメーカーの一種です。

様々なオートバイを展開

設立後様々なバイクを製造販売しているLohia Machinery Limitedですが、メーカーを知らずともバイク自体を知っているというモデルも少なくありません。
BeamerやGraptor、StellaにSupremoなど様々な車種が販売されていますが、中でも日本国内で人気のモデルがスターデラックスです。
スターデラックスはシリーズとして展開する人気モデルで、各種バイクが販売されています。

2009年に登場したスターデラックス4Sは、2ストエンジンを採用しており、取り回しがしやすく小回りが利くモデルです。
125と150を販売していますが、いずれも街乗りの際にストレスが無い程度のパワフルさがあるため、安定した走りができるでしょう。
スクーターらしいゆったりとしたライディングが可能な、心地良いオートバイとして知られています。

スターデラックスシリーズの特徴であるハンドチェンジ式の変速を採用することで、スムーズなシフトチェンジが可能に。
クラッチレバーとシフトが左手にまとめられているため、運転がしやすい作りです。
こちらはベスパから受け継がれている特徴の1つで、ベスパ時代からのファンからも人気があります。

クラシカルな見た目がキュート

クラシカルでレトロな見た目がキュートなのもスターデラックスシリーズの魅力です。
スターデラックスシリーズに限らず販売車種のデザインがいずれも印象的で、可愛らしい見た目のバイクがこの皆方にもぴったりです。
老若男女を問わずに愛されているのは、こうしたルックス面にもあると言えるでしょう。

新発売されたスターデラックス4Sの200では、4ストロークエンジンを搭載した結果、今までよりも走行性能がアップしています。
油圧式ディスクブレーキを採用することでスムーズなブレーキングが可能になっている他、温かみのあるハロゲンライト搭載で夜の走行も問題ありません。

90%がリサイクル可能な素材で作られたスチール製のエコなバイクとしても知られており、環境に配慮したモデルをお探しの方にもおすすめです。
使い勝手と環境へ様々な配慮がなされているオートバイを数多く展開し続けています。

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