知名度抜群、Araiのヘルメット

Araiといえばもう国内のライダーで知らない人がいないというくらい有名、知名度の高いヘルメットメーカーです。
頭という人間の大切な部分を守るためのヘルメットについては、安全性を重視した商品づくりが欠かせません。

Araiは国内でも多くのライダーたちが信頼し、利用しているヘルメットメーカーですが、ヘルメットづくりにはどのようなこだわりをもっているのでしょうか。

Araiはヘルメットに衝撃を交わすことが重要と考えている

頭を守るという重要な役割を持っているヘルメットについて、Araiは、衝撃を交わすことが重要と考えています。
優れた衝撃吸収性能を持っていること、これはヘルメットづくりに欠かせない重点事項です。

Araiはその長い歴史の中で衝撃を吸収するということにこだわりをもってきた企業です。
しかしどんなヘルメットでも衝撃を吸収するに限界があるとかんがえました。
速度の二乗に比例し大きくなっていく衝撃のエネルギーを吸収するということはとても難しいこと、では交わすということも考慮しなければならないと考えたのです。

障害物について帽体の表面を滑らせることで出来る限り衝撃を交わしていく、限りある衝撃吸収性能も、帽体の表面で滑ってくれることで弱くさせる事が出来る、そう考え研究を行い、Araiの長い歴史の中から丸く滑らかな帽体にすることで、より衝撃に有効なヘルメットができる、こうした商品づくりを行っているのです。

衝撃はできる限りかわし、交わしきれない分について吸収するというヘルメットを作っているのがAraiです。
丸さは75R以上という球面、連続したフォルムです。

プラスアルファを考えた衝撃吸収性を持たせるため、SNELL規格を採用

国内で販売されているヘルメットの場合、PSCマークを貼りつけする事が義務付けとなっています。
つまり、PSC安全基準をクリアしないとヘルメットの販売を国内で行う事が出来ないということです。

平成22年3月PSC安全基準が改正、現行のJIS規格相当まで基準が上がり、この法律改正によってすべてのヘルメットについてJIS規格レベルの安全基準が求められるようになりました。

Araiのヘルメットは主要ラインナップについて、世界で最も厳しい安全基準といわれているSNELL企画表示となっています。
少数のJIS規格表示のヘルメットにおいても、SNELL企画で要求されている耐貫通性能試験をクリアしており、高い安全性を誇るヘルメットとして販売されているのです。

頭を守るということ、これは四輪とは違い体を守られていないバイクに乗るライダーの命を守るということになります。
厳しい基準がある事は当然なのですが、基準をクリアしてもなお、その上のレベルに達しようとするAraiの企業努力には頭が下がります。

Close