AJPのバイクの特徴とは?
AJPのバイクの最大の特徴は、なんといっても「セレクト・ビルドシステム」です。
これは、購入時にユーザーが自分の好みに合わせてパーツを選んで組み合わせることができるというものです。
自分にピッタリのバイクが欲しい、でもカスタマイズできる自信はない、そんな方にとってピッタリのシステムと言えるでしょう。
このセレクト・ビルドシステムの対象になっているバイクでは、なんとエンジンまで選ぶ対象となっています。
さらにタイヤのサイズ、ウインカーなども対象となっており、とことんまでこだわりぬいた「自分のバイク」を作り上げていくことができるのです。
このシステムをおかげでバイク本体の価格はリーズナブルに抑えられており、最終的な価格はユーザーひとりひとりがどれだけパーツ選びにこだわるかによって決まります。
そのため、予算に合わせてAJP のバイクを選びやすい仕組みにもなっています。
そんなAJPのバイクはオフロードタイプがメインとなっており、コンパクトかつパワフルな乗り心地、オフロードでの走行性を重視したサスペンションなど最先端の技術が惜しみなく投入されている点も魅力です。
AJPの歴史について
AJPのポルトガルのメーカー、創業は1981年にまで遡ります。
アントニオ・ピント氏によって設立され、当初はオートバイの修理と改造を専門にしたショップでした。
この創業者のピント氏は市販のエンデューロバイクに不満を感じており、1985年に理想のバイクを自分で作ることにして開発をスタートさせます。
そして1987年に最初のバイク「アリアナ」を発売します。
ですから、バイクメーカーとしての歴史はこの年からスタートしたとも言えるでしょう。
そして1990年代に全盛期が訪れます。
1996年から2000年にかけて5年連続てナショナルエンデューロチャンピオンシップにおいてタイトルを獲得し、さらにナショナルバハチャンピオンシップにおいても1996、97、99年に優勝するなどエンデューロバイクの分野でその名前を世界に轟かせることになります。
その後2000年代に入っても、最新技術を取り入れたバイクを続々世に送り出すとともに、一般のライダーにも乗りやすいバイクを多く製造・販売するようになっています。
とくに日本人とにとっては2013年に発売された日本オリジナルモデル「PR3EXTREME」と「PR4TRAIL」が、日本において同メーカーの評価を決定づけたモデルとして大きな意味を持っているでしょう。
AJPの人気車種の魅力を探る!
そんなAJPの人気車種といえば、「SPRシリーズ」です。
例えば「SPR125」は125ccのエンジンを搭載したコンパクトなタイプながら街乗りから山での走行まで幅広くカバーする万能のバイクとなっています。
エンジンは空冷4ストローク2バルブの単気筒、サスペンションは倒立フォーク、ボディはアルミ・クロモリ鋼複合フレームが採用されており、コンパクトでありながら剛性に優れた作りなのが大きな特徴です。
コンパクトなサイズのバイクも多く、日本人にも乗りやすい特徴を備えたAJPのバイク、これからも新モデルが登場するたびにバイク好きの間で話題を集めることでしょう。