スコマディの特徴は?
スコマディは、イギリスメーカーです。
2022年、ウイングフット株式会社がこのメーカーと日本国内での総輸入元契約を結んだことで日本初上陸が実現し、バイク好きの間でちょっとした話題となりました。
そんなスコマディの特徴は、「いかにもイギリス!」と言いたくなるようなクラシカルかつ上品にデザインにあります。
スクーターメーカーとして知られており、日本のスクーターによく見られる洗練された「おしゃれでかわいい」印象を持つスクーターとは一線を画する、格調高さを感じさせるデザインを持っています。
クラシカルで格調高い、でもどこかゴツゴツした無骨な印象もある日本ではなかなか見かけないデザインのため、今後さらに注目が集まることも予想されます。
また、ボディには一部にスチールを採用しており、エンジンの反響がライダーに直接伝わってくる仕様になっています。
この点は、バイクと一体感を味わいながら乗りたいと思うバイク好きの心をくすぐる要素となるでしょう。
その一方で、振動そのものは非常に低く抑えられており、快適な操縦へのこだわりも忘れていません。
ハンドリング面などにちょっとクセがあるので、日本メーカーのスクーターに慣れている人が運転すると戸惑う部分があるとも言われてますが、この点もスコマディの特徴・面白さと見ることができそうです。
スコマディの歴史について
スコマディの歴史そのものはそれほど古くはなく、誕生は2005年で、フランク・サンダースンとポール・メルシの2人によって創業されました。
ブランドそのものはまだ20年経っていませんが、この2人はバイク業界で非常に豊富な経験を積んでおり、そこで培ってきたノウハウを投入するべくスコマディを創業しました。
なお、フランク・サンダースンはスクーターイノベーション社、ポール・メルシはや同じくイギリスのPMチューニング社で活躍してきた経歴を持っています。
そんなスコマディの歴史における大きな転機となったのが2017年で、この年の4月からタイでの生産を開始しており、2020年には同国に向上も設立されており現在では同メーカーの生産の拠点となっています。
創業者のフランク・サンダースンも現在はタイに移住しています。
スコマディの人気車種を紹介!
2022年に日本初上陸が実現し、その際に取り扱われることになったモデルのひとつが「テクニカ125i」です。
これがスコマディの代表&人気車種ということになるでしょう。
この「テクニカ125i」は排気量が126.4ccで、空冷4ストロークSOHC2バルブ単気筒エンジンを採用しています。
最高速度は公称で96km/h、日本の公道での走行にも十分なパワーと速度を持ち合わせています。
さらに日本人ライダーにとって大きなポイントとなっているのが、燃料タンクが11リットルとかなり大きめになっており、給油の頻度が少なく快適に運転を楽しむことができます。